ユマニチュード
説明せずに急にやるから拒否される。
ペースを合わせないからタイミングが合わない。
目線が合わないからつながりが生まれない。
人と人との関わりの中で、
当たり前に相手に気を使うということが出来ているのか、
問われたような気がします。
利用者と目線を合わせておしゃべりをすることであったり。
声をかけて自分で出来ることをやってもらうことであったり。
いきなり顔や胴体の様な場所に触れないことだったり。
ユマニチュードは、
介助を行う前に利用者との心の距離を縮めておく、
介助に入る前の土台作りのテクニックでもあると思います。
人を相手にする介護の心得として、
介護者が持っていたら良い知識の一つかもしれません。
現場の状況によって全ては難しいでしょうが、
取り入れられることは取り入れられたら利用者にとっては良いでしょうね。
うちの施設にも歩くのを嫌がる認知症のおばあちゃんがいるのですが、
会話の内容はちんぷんかんぷんなのはともかくとして、
とにかくこちらがおばあちゃんの言うことを肯定しまくることで、
嫌がらないで歩いてくれることが多いのはそういうことなのかと思いました。
みんな慣れない発表会
法人内の発表会を見に行きました。
発表者が何人かいましたが、
パワーポイントで写真や絵柄や文章を見せながら原稿を読むというのが、
主流の発表の形のようです。
もちろん、
発表者は介護職だったり職員だったりなので、
発表や研究を生業にしている人ではありません。
なので発表がたどたどしくなるのは当たり前なのですが、
こういうのを見ると、
研修などの講師の人たちが如何に上手かが分かりますね。
自分もやろうと思っても絶対出来ません。
パワーポイントを見せながらも、
原稿を暗記して自分の言葉として発信できたら格好良いだろうなあ、
と思います。
就職活動とか、
面接で何を言うかって暗記したものですが、
自分で考えた台詞ならなんとか覚えられないものでしょうか。
そもそも、
人前に立つことに慣れなければダメかもしれませんが、
自分の場合。
夜更かしして午前中は寝てる人っているよね
午前中に寝ちゃって、
夕方から覚醒する方々。
いわゆる昼夜逆転。
夜にきちんと眠れずに、
結局朝方まで目が開いた状態。
朝に覚醒を促す活動が出来れば良いんでしょうけど、
施設ではそうもいきません。
逆に目が覚めている夜に食事をしたり活動することも難しい。
結局なんともならない昼夜逆転です。
寝てる時は無理に起こさず、
ひたすら寝かせてあげるのもありなのでしょうか?