ユマニチュード
説明せずに急にやるから拒否される。
ペースを合わせないからタイミングが合わない。
目線が合わないからつながりが生まれない。
人と人との関わりの中で、
当たり前に相手に気を使うということが出来ているのか、
問われたような気がします。
利用者と目線を合わせておしゃべりをすることであったり。
声をかけて自分で出来ることをやってもらうことであったり。
いきなり顔や胴体の様な場所に触れないことだったり。
ユマニチュードは、
介助を行う前に利用者との心の距離を縮めておく、
介助に入る前の土台作りのテクニックでもあると思います。
人を相手にする介護の心得として、
介護者が持っていたら良い知識の一つかもしれません。
現場の状況によって全ては難しいでしょうが、
取り入れられることは取り入れられたら利用者にとっては良いでしょうね。
うちの施設にも歩くのを嫌がる認知症のおばあちゃんがいるのですが、
会話の内容はちんぷんかんぷんなのはともかくとして、
とにかくこちらがおばあちゃんの言うことを肯定しまくることで、
嫌がらないで歩いてくれることが多いのはそういうことなのかと思いました。