いやいやリハビリ
施設の役割として、
リハビリとか残存機能の維持というのがあると思うんですけど、
意欲的な人は良いものの、
その人の性格や認知症などで本人にやる気がない場合、
実施していくことがなかなか難しいのだと思います。
決まり事として執り行うことは出来ると思いますけど、
本人にやる気がないので誘っても嫌がるわけです。
すると職員は結果的に、
決まり事だからと半ば強制的に行うか、
本人が嫌がるからという理由で行わない、
という形になるのではないでしょうか。
そういうことが続くと、
理屈ではリハビリが必要であると分かってはいても、
本人にやる気がないことで、
職員の熱意がついてこないということになります。
真面目にやろうとする職員ほど、
「本人が嫌がっているのに」と悩むかもしれません。
本人は嫌々、
やらせる介護側も嫌々、
これでやるリハビリに意味はあるでしょうか。
そのモチベーションを高めて上げるのが上司の役割かもしれませんが。